第三回:黒天山(七歳/山古志)-ガン太(六歳/徳之島)
先に入場の牛はガン太です。
闘牛場に来てからも元気が良く、気合が入っています。
黒天山が後から入りました。
ガン太は鹿児島県・徳之島生まれ。黒天山は岩手県生まれ。
同じ黒牛でも生まれ故郷は異なります。
鼻息がずっと聞こえてきます。
両牛が落ち着くまで、少し待ちの時間です。
ガン太はまだ山古志での闘い方に慣れていません。
先に攻撃を仕掛けたのは黒天山。
横に開いた角を、まさしく横に振ります。
これでガン太の額や角の根本を狙います。
ガン太はできれば、黒天山の角捌きを回避して掛けたい。
しかし、黒天山は鼻を使って掬うようにします。
これでガン太の頭を離します。
そして、自分が角を振るスペースを作ろうとします。
ガン太は距離を詰めたい。
黒天山は距離を少し空けながら、自分の角を使いたい。
ガン太が今度は仕掛ける!
客席も盛り上がりを見せます。
「おお〜っ」という声が聞こえてきました。
綱が付いたままなので、牛も体を捌ききれないことがあります。
この勝負、ここで引き分けになりました。
場内拍手、拍手。
ガン太は角捌きが上手い牛です。センスがいい。
両牛の綱が伸びました。
ガン太、黒天山の順に引き上げました。
総カット:114
実況&解説:松田さん(山古志闘牛会)
実況アシスタント:樺沢さん
↑右が黒天山。先に攻撃です。左角が痛そうだぞ。
↑ガン太の黒天山に向ける目線が凄い。睨み付け。
↑次はガン太の右角が黒天山に。こちらも痛そう。
↑ガン太も積極的に仕掛けます。視線は真っ直ぐ。
↑どちらも漆黒の牛。ギロリと睨んだ目線が輝く。
↑ガン太は前足で踏ん張る、黒天山は頭から押す。
↑距離が近い。黒天山はもうちょっと空けたいか。
↑ドーンと音が聞こえそう。ガン太の顔が歪んだ。
↑頭で押さえつける?黒天山。ガン太の鼻が低い。
↑立ち位置が目まぐるしく変わり、ガン太が右側。
↑黒天山、なんと爪先立ち!ガン太の目線はそこ?