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肖像権セミナーの解説は、作例を用いて進められた。
スマートフォンで撮った手軽な写真であっても、そこにはマナーやルールを
知る必要がある。そこで、例をいくつか挙げて注意点などがまとめられた。

・目的やテーマを持って撮っているか、興味本位ではないか
・撮られる人の立場に立って考える。不愉快に感じられる時は撮らない
・もし注意されたら、撮影意図や目的、自分の考えを明快に答えられるか

スナップ写真は特に気をつけなければならない。離れて撮影するのではなく
すぐそばで見て撮影することによって、主題がハッキリしてくるからだ。
そのような時には、撮影理由、意図を説明して詫びることも大切である。

・失礼を詫びることを恐れない
・礼儀が大切
・隠れたり逃げたりせず正々堂々と撮影すること
・撮影したら「ありがとう」と言うくらいの余裕が必要→被写体との信頼関係

「1人の不注意が他人の迷惑になることを、肝に銘じる」と仰っていた。
そして、作品には「魅力」と「品格」が必要であるとも。

・人はみだりに顔を撮影されない権利、撮影拒絶権をもっている
・加えて勝手に利用されない権利、利用拒絶権も有す
つまり、肖像本人からの許諾が必要になるわけだ。

では、その許諾はどのようにして取るべきか。

・撮影前に「撮影目的」「使用目的」を説明する。(文書が望ましい)
これが最も適切だが、なかなかそうもいかないこともあるだろう。
だからといって、トラブルが起きてからでは遅いのである。

・会釈等で暗黙の許諾が得られたとしても、勝手に解釈しない
・コンテストなどで写真を使用するなら、さらに注意する
・未成年はたとえ本人が「いいよ」と答えても無効→保護者の許諾が必要
・断られたら即座に撮影をやめる
・長々と構えずに、ササッと撮影を終らせる
・撮影しているという態度を明確にする。そしてきちんと説明できるように

これからは、撮る側のモラルがいかに大切か、が問われるようになる。
写される人との良好な関係を得て、写真を撮らせてもらえるためにも。

このような流れで話が進み、2時間ほどの時間が過ぎた。
これらに加えて、コンテストに応募する際の注意点、著作権についての
話もあり、興味深かった。質疑応答でも活発な質問がいくつか飛んでいた。

CP+といえばカメラや機材を触るイベントと捉えられるが、こういった
セミナーはこの場でしか開催されないものであり、貴重な機会であった。
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(OM-D E-M1/M.ズイコーデジタル300mmF4 IS PRO)
by keiji_takayama | 2016-02-29 07:43 | 多摩動物公園 | Comments(0)
日付が変わったので昨日の話になるのだが、再びCP+に行ってきた。
ただし今回は、展示ホールには一度も足を向けなかった。
到着してそのまま、会議センターで行われたセミナーに参加したのだ。

JPS(公益社団法人日本写真家協会)副会長の松本徳彦講師による解説で、
「肖像権 こんなときどうする」というタイトルだ。実はこのセミナーは、
一昨年のCP+で開催されるはずだった。この時も事前登録をしていたが、
大雪のためにイベント自体が中止になり、とても残念に感じていたのだ。
これが今年の予定に組み込まれていたので、早速休みを取って参加した。

デジタルカメラだけではなく、タブレットやスマートフォンの普及により
写真を撮ってSNSなどに発表するユーザーが飛躍的に増えた。これに伴い
これまで想定していなかった問題が生じるようになった。その1つとして
「肖像権」が叫ばれるようになっている。もともと法律としての肖像権は
存在しないというが、1962年に起きた訴訟で最高裁が「何人も承諾なし
にみだりにその容貌姿勢を撮影されない自由を有す」として、肖像権に対
する基本的な考えを初めて示した。そして現在では、撮影現場でこうした
肖像権を主張されてトラブルになるケースも多くなっている。つまりは、
もしもいまこうして提訴でもされたら、「問題あり」と判断されてしまう
可能性が十分に高くなるだろう。ツアーで同行する際も、撮影地に子供が
いたりするとお客様が囲んで写真を撮り始めることがある。これが理由で
あとあと厄介な問題が起きる可能性だってゼロではない、と考えていた。

このセミナーは、ではどのようにして対応すればいいのか、どういう点に
注意すればいいのかを解説してもらえるということで、今後のツアーにも
役立つ話を聞けるだろうと期待した。そして結論。とても勉強になった。

(続く)
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(OM-D E-M1/M.ズイコーデジタル300mmF4 IS PRO+テレコンバーター1.4X)
by keiji_takayama | 2016-02-28 09:49 | 多摩動物公園 | Comments(0)
パネルディスカッションのラストテーマ。
「これからのカメラは」というお題に対し、各エンジニアが回答しました。
なかには「個人的に」という断りを入れてお話されたケースもありましたが、
とても興味深い内容がありましたので、そのまま載せておくことにしました。
といっても、メモの文字が判読できないものがあり、完全ではありません。

・オリンパス
写真の歴史とは即ち撮影者の歴史でもある。それぞれの環境や蓄積によって
進化してきた。お客様の多様化により、いろいろな場所で撮れるチャンスが
増えている。これからもそうした多様な写真が撮れるようにしていきたい。

・キヤノン
カメラの進化は、人間の目を超えてきている。10年20年先になれば、いま
不可能なことも実現するだろう。故に、若い人の思いつきを尊重したい。

カメラは撮影者にとっての道具であり、意思感情がカメラに注入されることで
一体感が生まれる。動画静止画という切り口ではなく、両者を融合して感動を
与える映像を作り出したい。カメラも多種多様になり、楽しみ方も千差万別。
撮った画像を楽しむというだけでなく、準備も含め、撮るときの興奮や楽しみ
もトータルで提供し、人間の感覚を刺激するような仕組みに結びつけたい。

・ソニー
電化製品で例えると、TVやラジオはスイッチを入れれば画面が表示されたり
音が出たりする 。しかしカメラは 、スイッチを入れただけでは何もしない。
動作を行う必要がある。つまりはメーカーとお客さんとの共同作業によって
成果が生まれる。そのため、撮影するにあたって発生する制約を外したい。

α7Sは「目で見えているのに暗くて撮れない」という制約を外し、普段通り
に撮れるようにした。これからも「今までプロにしか撮れなかったけど、自分
でも撮れるかもしれない」という撮影者のクリエイティビティを刺激したい。

・ニコン
カメラはキャプチャーデバイスによって撮れないものが撮れるようになった。
撮影領域も広がり、若い人にはフィルムカメラ、デジタルカメラという固定的
なものとは異なるイメージが湧いている。これらを大切に考えていきたい。

・日芸教授
触って写して楽しめる、持っていて人に見せたくなるようなカメラが欲しい。

これから出てくるカメラには、こんなコンセプトが掲げられるかもしれません。
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(OM-D E-M1/M.ズイコーデジタル300mmF4 IS PRO)
by keiji_takayama | 2016-02-27 04:13 | 多摩動物公園 | Comments(0)
昨年参加したCP+イベント「上級エンジニアによるパネルディスカッション」。
なかなか楽しい内容だったので、今年も参加しました 。「次のカメラは」という
テーマに沿い、オリンパス、キヤノン、ソニー、ニコンのエンジニアのかたが語る
というものです。まずは近年デジタルカメラの進歩として4つが挙げられました。

・高画素化
・高感度化
・画像処理速度
・撮影コマ速度

コーディネーターの日芸写真学科教授によると、若い皆さんが選ぶカメラは
上か下かに分かれているそうです。つまり、中級クラスの影が薄いんですね。
フラッグシップに対する憧れもさほど強くはなく、大きくて重いため軽快に
動けないという声があります。女性にはおしゃれで楽しめるカメラが人気。

とまあこんな話から始まったのですが、次に高画素機の紹介やそれに対する
各社エンジニアの話があり、高画素のメリットの1つとして、トリミングが
自由自在にできるということが挙げられました。何でも撮れる、どうにでも
なるというわけです。そして話は各社の新製品に移っていきます。カメラ、
レンズの話題です。このあたりで内容にちょっと「?」が付きはじめます。
テーマと違っているなぁという印象があり、それを感じる参加者も多かった
ようで、途中退席が目立つようになってきました。1つ興味深かったのは、
三脚使用時の手ぶれ補正オンオフについての考えです。ニコンキヤノンでは
これが分かれていました。キヤノンはOFF、ニコンはONでいいそうです。

ほかに、スマートフォンに負けないコンパクトデジカメの話もありました。
ソニーエンジニアの話。「RX1系は、もともとフルサイズ一眼を持っていて
サブカメラや普段使いに使用しているユーザーが多い。クオリティを落とし
たくないことがその理由。センサーとレンズの位置関係を厳密に調整できる
ことが一体型カメラの大きなメリットである。」また、最新のニコンDLは、
しっかりしたコンパクトカメラで記憶に残してほしいという意味も含めて、
親しめるように3機種、35mm換算にて表記している、ということでした。

最後になってようやく「これからのカメラは ? 」という内容で、それぞれの
コメントを聞くことができました。それは次回に。それにしても、記録した
メモはすべて手書きでしたので、それを解読するのにえらい苦労しました。
自分で書いた文字が読めないというのは、なんとも恥ずかしい限りですね。
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(X-T1/XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR)
by keiji_takayama | 2016-02-26 21:17 | 千葉市動物公園 | Comments(0)

CP+に行って来た

そんなわけで、パシフィコ横浜で開催のCP+に行ってきました。
並ぶのは嫌だったので、開場してから30分過ぎたくらいに到着するのを
目標として向かったのですが、その前にいくつか雑用を片付けたわけです。
その1つとして、突如前夜の銀行から送られてきた暗証番号通知の場所に
思い当たり、それがドンピシャ。問題が難なく解決してしまいました。

昨年秋頃から新製品の発表や発売が鳴りを潜めていて、おとなしい印象が
拭えなかったカメラ市場ですが、このイベントが近くなるに従って様々な
メーカーが魅力的な製品を発表し、キヤノンとニコンはフラッグシップの
カメラを揃って登場されました。そしてペンタックス、シグマも衝撃的な
製品を出してきまして、これはもう盛り上がらないはずがありませんね。

会場に入ると、熱気が溢れていました。ソニーとフジフィルムのところは
撮影用に鳥が飛んでいまして、モデルの女性にカメラを向ける来場者も熱が
入っています。どこのブースも盛況で、新製品は触れる時間が3分とか5分
とか区切られていました。昼過ぎまでに一通り回り終えたあとは、主催する
一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)代表理事会長によるキーノート
スピーチ、昨年も参加した各メーカーのエンジニアによるパネルディスカッ
ションを聞いてきました。有意義な話をいろいろ耳に出来たのですが、やや
テーマから外れてしまった感もありました。内容についていずれ書きます。

ここのところ休日というとよく歩くのですが、今日もけっこう歩きました。
次の休みは27日ですが、こちらもCP+です。別のセミナーに参加します。
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(X-T1/XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR)
by keiji_takayama | 2016-02-25 20:35 | 千葉市動物公園 | Comments(0)

無駄時間

開設したが、結局使わずそのまま放置状態になっていた銀行口座がある。
ちょっとした事情でそれを使おうと思い、ログインしようと試みた。
ところが、パスワードが解らない。すっかり忘れている。
該当と思われるものを打ち込んでみたが悉く違っていて、あろうことか
口座がロックされてしまった。自分の口座なのに、なんとも情けない。

これではさすがに埒が明かないので、コールセンターに連絡してみた。
すると、パスワードどころか暗証番号も異なっているらしい。
こうなると、もう完全に手続きが必要になるようだ。
いつから口座を作ったのか確認しようと聞いてみたが、暗証番号が一致
していないので答えられないという。まぁ当り前か。。。

そんなわけで、倉庫を漁って2年分の領収書やら明細をひっくり返したが、
当時送られているはずだという通知書は全く見つからなかった。
それどころか、銀行関係の書類もそっくりなくなっている。
これはおそらく、まとめてどこかに入れてあるはずだ。
しかし、その「どこか」が全く解らないのだからもうどうしようもない。

仕方ないので、諦めることにした。

とまあこんなことで時間を費やしてしまった。なんとも無駄な時間だった。
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(X-T1/XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR)
by keiji_takayama | 2016-02-24 23:55 | 千葉市動物公園 | Comments(0)

早番なので

早めに帰ってきたので、ちょっと早めに寝ようかなと。
ここ最近、休日はぐうたらせず撮影に行っていたのですが、
そうなると当然反動があるわけで、部屋がけっこう汚れてきました。

なぜかすぐホコリが溜るので、定期的に掃除をする必要があります。

とはいえ、次の休みはCP+。その次の休みもCP+。
しばらくは何もできそうにありません。

今日は睡眠時間をちょっくら稼ぐことにします。
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(X-T1/XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR)
by keiji_takayama | 2016-02-23 21:54 | 千葉市動物公園 | Comments(0)

ズーラシアへ

本日はズーラシアに行ってきました。今回もレンズのテストです。
平日、しかも月曜なので空いているだろうという予想が当たり、
のんびりと園内を歩いて楽しむことができました。
それにしても、技術の進歩というものは凄まじいですね。
超望遠の画角をもつレンズだって、軽さを感じて持ち歩けてしまいます。
もうこうなると、大口径超望遠はナンセンスなのではないか。。。と感じて
しまうほどに。じっくり考えればそんなことはないという結論に達しますが。

よそうとはいえ、この楽さはもう捨て難いですね。
というわけで、かなり気になる存在ではあるわけです。

ズーラシアはあちこち工事していて、入れない場所がいくつかありました。
加えて、気候の影響で公開していない動物もちらほら。
でもそんなこととは関係なく、元気に楽しんでいるお子さんが目立ってました。
バクのところでは、「バクはかいじゅうから生まれてきたんだよ」と解説する
女の子がいたり、聞いていて可笑しくなるような会話が多かったような。
ライオンはやっぱりオスが人気で、吠え始めるとたちまち人が集まってきます。
そんな様子を眺めるだけの余裕もあり、機材が軽いことの良さを楽しめました。

ちょっと早めに出発して、帰りは税務署に寄って確定申告。
といっても、還付金の請求です。
いつも朝に行くことが多くて、ごった返しているイメージしかなかったのに、
ガラガラに空いていたのでとてもスムーズに終りました。ちょっと拍子抜け。

次の休みは、さてどうしよう。
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(X-T1/XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR)
by keiji_takayama | 2016-02-22 22:18 | 千葉市動物公園 | Comments(0)

明日もテスト

できたら早起きしたいのだけど、おそらくはダメだろうと。
明日は休日なのですが、またまたレンズのテストをしに行きます。
望遠が続いているので、さすがに広角でいろいろ撮ってみたいですね。
1日しか余裕がないので、動物園での撮影しかできそうにありません。
オマケに月曜なんですね。。。

本日は仕事の都合で早く出る日だったのですが、どういうわけか
いつもと同じ時間に目覚ましをセットしてしまい、気付いたのが
なんと出掛けなければいけない10分前でした。一瞬で目が覚めて
慌ててとにかく支度だけして出発。なんとか遅刻せずに済んだけど、
いつもと調子が違うしどうにも気分が乗らないしで、なんとも
不完全気味な1日でした。というわけで、さっさと寝ます。
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(X-T1/XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR)
by keiji_takayama | 2016-02-21 23:47 | Comments(0)

やっぱり雨

前々回の休み。近くのガソリンスタンドでワックス洗車をした。
ちょっと久々に運転したので、せっかくだしキレイにしようと思ったのだ。

その翌日だったか、雨が降った。

そして先日の多摩。クルマのところに行ったら水玉模様になっていた。
ボディカラーが黒なので、雨に濡れるとどうしても汚れが残ってしまう。
ちょっと恥ずかしかったので、帰りがけに再びスタンドに寄った。
前回ワックスだったので、今回は汚れを取るだけなので水洗いにした。

そして2日後の今日。。。雨が降った。

まだクルマを見に行っていないのだが、おそらくはまた水玉模様だろう。
洗車すると雨が降るという伝説は、今年も健在のようである。
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(X-T1/XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR)
by keiji_takayama | 2016-02-20 21:58 | 千葉市動物公園 | Comments(0)

日頃は都内中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園で撮影活動。動物たちの表情を追い続け13年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama