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キヤノンのレンズがFDからEFになった頃から、広角、標準、望遠の3つには
いずれもLタイプのズームレンズが存在していた。モデルチェンジを繰り返し
その時代トップレベルの性能を維持してきたわけだ。いまでは4世代目に突入
しているモデルも多い。そんなズームレンズの歴史を中古相場で振り返ろう。

EF20-35mmf2.8L(1989.10)   ¥55,650
EF17-35mmf2.8L(1996.4)    ¥73,500
EF16-35mmf2.8L(2001.12)   ¥102,900
EF16-35mmf2.8LⅡ(2007.3)   ¥128,100

EF28-80mmf2.8-4L(1989.4)  ¥53,550
EF28-70mmf2.8L(1993.11)   ¥67,200
EF24-70mmf2.8L(2002.11)   ¥107,100
EF24-70mmf2.8LⅡ(2012.9)  ¥159,600

EF80-200mmf2.8L(1989.9)     ¥52,500
EF70-200mmf2.8L(1995.3)     ¥90,300
EF70-200mmf2.8L IS(2001.9)   ¥138,600
EF70-200mmf2.8L ISⅡ(2010.3)   ¥191,100

EF17-40mmf4L(2003.5)     ¥59,850
EF24-70mmf4L IS(2012.12)   ¥94,500
EF24-105mmf4L IS(2005.10)   ¥66,150
EF70-200mmf4L(1999.9)     ¥48,300
EF70-200mmf4L IS(2006.11)   ¥87,150

こうしてズラリと並べてみると、時代別の相場が見えてくる。最初のモデルは
25年前に発売されたものだが、今でもきちんと相場が残っているのは立派だ。
レンズ名の後ろにあるのは発売された年月である。ちなみに、このなかで実際
使ったことがあるのは9本。結婚式の撮影をしていた頃は、大活躍であった。

写真は・・・確かあくびしたところ。定番シーンでもあるけど、あくびはその
タイミング次第で表情が変わる。口が広がる最高点と「そのあと」が面白い。
撮影開始直後にこれが出た。慌てたので、シャッターを押せたのは1度だけ。
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AB (7D/EF600mmf4L)
by keiji_takayama | 2014-01-31 09:03 | 多摩動物公園 | Comments(0)

ラマミさん

千葉市動物公園は、園内をいくつかのゾーンに分けている。レッサーパンダや
カワウソなどは小動物ゾーン、ゾウやキリンは草原ゾーン、オランウータンや
ゴリラなどはモンキーゾーンといった具合だ。これらのゾーンは人気があり、
お客さんが何人かは集まっている場所である。これとはやや対照的に、地味な
イメージなのが家畜の原種ゾーン。ここでは家畜の原型に近い動物を見られる
のだけど、正直に言ってしまえば人気のある動物たちではない。スイギュウ、
バイソン、ムフロン、ヤク、モウコノウマなどがいる。落ち着いた、穏やかな
雰囲気のところだ。実はここ、けっこう好きだ。なんというか、日常を脱した
空気が流れているように感じる。時間がゆっくり進む感覚を、楽しめるのだ。

そしてここにはラマがいる。関東周辺でもいくつか見られる動物園はあるが、
ここ千葉が最も撮影条件が良い。上野は近くで撮れるのはいいのだけど、少し
気を使わなければいけないので、意外と撮っていないのだ。とはいえ、ボツが
多いのも特徴だ。望遠を使うと、画面に入れ込むのがなかなか難しいと思う。

とまあそんなわけで、ひとまずラマのところに寄ってみる。すると、奥の方に
ちょこんと座っていた。顔だけが柱の横から見える。さすがに厳しいと判断、
時間を変えて再び行ってみようと作戦を変えた。そして、立ち寄ること数回。
午後4時を過ぎて、最後のチャンスと思って向かってみた。すると、変化が。
なんと、ラマは走っていた。おとなしそうな風貌とはイメージが全く異なり、
かなり迫力がある。耳はピンと立っていた。そうこうするうちに、立ち止まり
遠くを眺めている。それを全身で押さえた。口元が表情のカギかもしれない。
閉じていると、あどけないように見える。アップで撮ってみると、耳を倒して
口元がちょっと開き、歯が見えていた。こうすると、イタズラを思いついた、
そんな子供のような表情だ。なにかに似ている、ずっとそう考えているけど、
結局この段階になってもそれが何なのかが解らない。なんだか笑われている、
そんなふうにも取れる。モデルになってくれたのは、12歳のラマミさんだ。
案内板によると、「よく食べよく走るヤンチャ娘」とのこと。なるほど納得。
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AB (OM-D E-M5/FD500mmf4.5L)
by keiji_takayama | 2014-01-30 07:29 | 千葉市動物公園 | Comments(2)

27年前の写真ブーム

ちょいと理由があって、昭和61年3月1日に放送された、NHK教育テレビの
「YOU」という若者向け情報番組を久々に見た。テーマはズバリ、カメラだ。
「カメラをもてばカ・メ・ラ・マ・ン」というタイトルだった。一眼レフなど
カメラが若者によく売れるようになっていて、それに応じて被写体ジャンルも
様々なものが選ばれるようになった。そんな状況にスポットを当て、会場には
アマチュアカメラマンが大集合、という内容である。司会は日比野克彦さん、
竹内かなえさん、児島未散さん。ゲストには女優の手塚理美さん、カメラマン
浅井慎平さんという豪華なメンバーだ。当時のある雑誌編集長からの紹介で、
アイドルスナイパーとしてこの番組に出ることになる。当時は高校3年生だ。

番組では一番最初に出てくるのだが、撮影できた最終年となる、85年紅白の
中森明菜、原田知世、そしてイベントで撮った小泉今日子の写真を紹介した。
そのほかにも、全国の女子高生の写真を撮り歩いている東大生とか、学校内で
頼まれた「好きな人」の写真を撮ってくれる学園カメラマン、友達の日常を、
素直な目線で切り取っている女の子など、写真を楽しんでいる若者たちが多数
出演して語り合っていた。カメラをテーマにした戦争ゲームをやってみたり、
今のこの時代に見ても実に楽しめる内容である。なぜかとても勉強になった。
ここに出てくる写真の楽しみかたは、現在では間違いなくダメなものもある。
でも、この頃のほうが写真を単純に楽しめる、という感想を抱いたのだった。

浅井慎平さんが語った「表現とは自己を告白することである」という言葉が、
ストレートに入ってきた。現在でもためになる発言だと思う。この当時番組に
出演したアマチュアカメラマンたち。その後も写真を撮っているのだろうか。
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AB (OM-D E-M5/FD500mmf4.5L)
by keiji_takayama | 2014-01-29 07:35 | 千葉市動物公園 | Comments(0)

Gレンズの話

コンタックスGシリーズといえば、1994年から2005年まで販売されていた
レンジファインダー方式のAFカメラのことである。ボディはG1とG2があり、
中古市場でも人気がある。とはいえ、絶対的な弱点を抱えたカメラでもあった。
即ち、フィルムカウンター液晶パネルの液漏れ、ファインダーのクモリである。
仕事でかなりの台数を査定しているのだが、ファインダークモリはとても多い。
修理代も高額なので、これらが露呈してしまうと、買い取り額は大幅に落ちる。
販売店によって価格の幅はあると思うが、せいぜい高くても2000円くらいだ。

ところが、G用のレンズはミラーレスの登場とマウントアダプターの出現により
ちょっと驚くべき展開になっているのだ。要は、人気が高まり中古の相場が高く
なっている。これはGレンズに限らずコンタックスの旧レンズ全般にいえるが、
現代に蘇ったことにより引く手あまたになっている。店に出てきても、日を跨ぐ
ことなく売れてしまう、というケースも多い。では、並品の価格を見てみよう。

ホロゴン16mmf8+ファインダー  ¥131,250
ビオゴン21mmf2.8+ファインダー ¥66,150
ビオゴン28mmf2.8 ¥32,550
プラナー35mmf2   ¥45,150
プラナー45mmf2   ¥32,550
ゾナー90mmf2.8   ¥23,100

以前と違って、おいそれとは手を出しにくくなってしまった。この傾向は、まだ
しばらく続きそうだ。流通量も少なくなっている印象がある。決断力が必要だ。
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AB (7D/EF600mmf4L)
by keiji_takayama | 2014-01-28 09:28 | 多摩動物公園 | Comments(0)

高感度テストin花鳥園

来月に催行するツアーの下見を兼ねて、富士花鳥園で遊んできました。道路は
さして大きな混雑もなく、スイスイ到着。途中からチラチラ見える富士山が、
雪を纏ってそれは美しい姿をしておりました。これは完全に、脇見注意です。
一般道ではそういう案内板もいくつか置かれていて、これは無理もないという
感じでした。ドアミラーに映った富士山、写真撮りたかったなぁ。花鳥園では
バードショーもすべて見てきたし、ふれあい体験もしました。写真を撮るのも
楽しいのだけど、ここではついつい遊びモードに入ってしまいます。平日だし
お客さんの姿もそんなに多くはなく、すっかり満喫できました。ただ、腰痛は
まだ完治していなかったようで、ときどき困ることも。出かけるときは、まだ
コルセットが必要なようです。しかし、ドライブも存分に楽しんできました。

今回持って行ったカメラは大半が借り物でした。GX7とα99です 。レンズは
ルミックス12-35mm、35-100mm、オリンパスマクロ60mmがメインで、
ソニー用として70-400mmを使いました。要は高感度テストのようなもの。
基本的にGX7はISO3200、α99はISO5000で撮影しました。ここ最近は、
デジタルカメラの高感度性能がどんどんアップしています。ミラーレスでも、
さして気になるほどではありませんでした。風景写真と違い、こういう撮影は
とにかく写っていなきゃ話にならないわけです。そういう点では、躊躇せずに
ISO感度を上げてブレを防ぐほうが 、結果的に満足度は高くなると思います。

ソニーのレンズは前回同様、コントラストが強いというイメージがあります。
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AB− (α99/AF70-400mmf4-5.6G SSM)
by keiji_takayama | 2014-01-27 22:00 | 富士花鳥園 | Comments(0)

鼻をつまむ

数日前から風邪を引いてしまったようだ。ここ数年は、風邪というとほぼ必ず
喉から始まるのである。突然襲ってくる違和感、「あっマズい」これが最初。
そのあとはもう何をどうしても戻ることはなく、喉が痛くなるのだ。しばらく
それが続くと治るのだが、最近はどうも鼻に進むケースが増えている。今回も
喉→鼻ときた。次は咳だと思う。そんな状態だから、きっと目についたのか。

去年の12月にも千葉に出かけているが、その時ゴリラが良く撮れなかった。
条件は悪くなくて、いろいろと面白い表情を見せてくれたのだけど、どうにも
納得がいかなかったのだ。ブログには、1カットだけしか載せられなかった。
そんな事情から、今回はなんとかゴリラを押さえたかったのである。しかし、
気合いとは空回りするものだ。今回もどういうわけか、うまくいかなかった。

ふと気付いたこんなシーン。どうも鼻を気にしているようだ。鼻をつまんで、
どうしようというのだろう。鼻つまみ者というわけではあるまい。不思議な、
でもけっこう面白さを感じた。ゴリラの鼻って、けっこう柔軟なんですねぇ。

そして、出かけようと思って23時には寝たのだけど、夜中に咳が止まらず、
結局4時に起床予定が2時間も遅れてしまった。咳は止まったけど、残念だ。
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AB−(OM-D E-M5/FD500mmf4.5L)
by keiji_takayama | 2014-01-27 06:28 | 千葉市動物公園 | Comments(0)
最後はオリンパスとパナソニック。M4/3は、ハイエンド機も安くなった。

E-5  ¥71,400(↓)
E-3  ¥27,300(→)
E-30  ¥28,350(→)
E-M1  ¥108,150
E-M5  ¥44,100(→)  性能を考えるとこの価格は安い 
E-P5  ¥53,550(↓)

G6   ¥32,550(→)
GH2   ¥33,600
GH3   ¥68,250
GX7   ¥58,800    ブラック
GX7   ¥54,600    シルバー

パナソニックはコストパフォーマンスが高いので、根強い人気があるようだ。
ある程度の時間が過ぎたら、また比較してみようと思う。次回は夏頃にでも。
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AB (OM-D E-M5/FD500mmf4.5L)
by keiji_takayama | 2014-01-26 07:36 | 千葉市動物公園 | Comments(0)

視線は衰えず

多摩動物公園の、ある意味でシンボルといっても過言ではない。ユキヒョウの
シンギズのことである。故人となってしまった小渕恵三元首相の、最も大きな
功績の一つであろう。カザフスタン首相との会談を行い、両国友好の証として
2000年10月に来園した。動物園で本格的に写真を撮るようになったのは 、
2003年の4月のことである。その頃から多摩には存在していたわけで、その
前にただ単純に遊びに行った際も、そうとは知らずに眺めていたことになる。

なんだかんだで、昨年4月で10年が経過した。もともと飽きっぽいのだが、
ここまで長く続いたのはとても珍しい。始めた頃から現在に至るまで、さほど
回数は多くないにせよ撮り続けられるのは、長生きしてくれているというのが
最大の理由である。一時期は全く姿を見ていない時間も長かったけど、昨年の
秋頃からだったか、外でのんびりしている姿を目にできる機会が増えている。
さすがに年老いた感じは否めない。この記事を書くにあたり確認したいことが
あったので、友人のユキヒョウサイトを覗いてみたのだが、そこには数年前の
カットがたくさん並べられていて、とても懐かしかった。カッコいいのは言う
までもないことであるが、そのなかにお茶目なところがあるのも人気の秘密。

そんなシンギズを目の前にした。小運動場で堂々と座っている。貫禄十分だ。
どこか遠くに視線を向けているのも、昔と変わらない。その視線は、いまだに
鋭さを維持していた。丸太をガリガリかじっていたようだが、あまりおいしく
感じなかったと見える。そのまま舌をダラ〜っと伸ばし破片を落としていた。
さほど大きな動きは見せないので、撮影もしやすい。何カットか精悍な表情を
撮らせてもらった。また来る時もカッコ良く元気な姿を見せてほしいと願う。
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AB (7D/EF600mmf4L)
by keiji_takayama | 2014-01-25 07:34 | 多摩動物公園 | Comments(0)
多摩動物公園のアムールトラ。母親シズカと子供たちが仲良く暮らしていた。
2010年7月に生まれた子供は「マオ」と「アイ」。両方とも女の子である。
元気で賑やかに育っていたが、昨年6月、マオがおびひろ動物園に移動になり
多摩に残ったのはシズカとアイだけになった。このあたりの話は、通い慣れた
人ならとても詳しく知っていると思う。ちょくちょく撮りに出かけていたが、
記事としてこういうことを書いたのは初めてかもしれない。親子水入らず、と
なったわけだが、残されたアイにも繁殖という大事な役目を担う時期が来た。

そのための第一歩として、母離れの試練が訪れている。これまでずっと一緒に
運動場を走り回っていた母親と、別々のタイミングで外に出るようになった。
さすがに寂しさが募るようで、どことなくキョロキョロしているし、いきなり
吠え始めることもしばしばなのだ。離れて出されるようになった最初の頃は、
ずっと鳴き続けて母を探し回っていたそうだ。案内板にはこう書かれている。

「繁殖適齢期を迎え、母親と一緒にいると甘えが出てしまうため、母親とは完
全に分けています。寂しそうに見えてしまうかもしれませんが、母親になるた
めには必要な試練です。暖かく見守ってください。」そう、愛に満ちている。

愛をもって、アイを育てている。そんなふうに感じた。こじつけてしまうと、
この写真もなんだか切なく見えてしまうかもしれない。でも、大人になるため
誰もが通ってきた道筋だ。それはトラも人間も同じ。いつかどこかで親になり
母親・シズカのことを思い出すだろうか。そういう点で、動物世界は厳しい。
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AB+ (7D/EF600mmf4L)
by keiji_takayama | 2014-01-24 07:39 | 多摩動物公園 | Comments(0)
カメラ相場の第三回。ソニーとペンタックスを並べてみようと思う。

α99  ¥170,100(↓)   新品との価格差 ¥47,900
α77  ¥54,600(↓)    最近存在感が薄くなっているような
α900 ¥122,850(↓)   なかなか相場が落ちない 初期フルサイズ最高値
α700 ¥27,300(→)
α7   ¥115,500

K-3   ¥118,650
K-5   ¥32,550(↓)
K-5LS  ¥47,250     リミテッドシルバー
K-5Ⅱ  ¥45,150(↓)
K-7   ¥23,100(↓)
K-7L   ¥31,500     リミテッド
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AB (GX7/FD500mmf4.5L)
by keiji_takayama | 2014-01-23 23:03 | 群馬サファリパーク | Comments(0)

日頃は都内中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園で撮影活動。動物たちの表情を追い続け13年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama