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GWと菊池桃子の思い出

昨日の夜、友人と会食した際にこのような指摘を受けた。
「おい、5月3日といえば八千代台ユアエルムの桃子じゃないか ? 」

そうだ、どういうわけかすっぽり抜け落ちていた。これを忘れていた。
昭和61年5月3日、千葉県・八千代台ユアエルム屋上でのイベント。
当時の新曲「夏色片想い」のキャンペーンでやってきたのだった。

菊池桃子といえば、カメラ小僧時代に最も撮ったアイドルの1人である。
デビューしたのは昭和59年。高校2年の時だ。
最初に撮影したのはなんと、調べてみたらこれも5月3日なのだった。
同じ年の11月3日、同じく八千代台ユアエルムでイベントを行っている。
この時の機材はペンタックスLX+トキナー300mmF5.6で、どう頑張っても
クオリティの高い写真が撮れずに、腹が立つほど悔しかった記憶がある。

昨日書いた、中森明菜を撮るために500mmを買ったのは昭和60年の春。
5月3日に撮影して、そのあとしばらく使っていたが、不便なのを理由に
夏にはもう手放した。そして購入したのがペンタックスの300mmF2.8。
これのデビューは8月3日、菊池桃子の三浦海岸フェスティバルだった。
これでもう大満足と思いきや、秋にはキヤノンNewF-1と500mmF4.5Lを
当時の仲間から購入することになる。これで紅白を撮影したのである。

こんなことがあって、昭和61年を迎えた。この年の5月3日といえば、
まだ世間の悲しみはとても十分に癒えたわけではなく、今にして思えば、
ちょっと意外なタイミングだと感じてしまう。加えて、チェルノブイリ
原発の事故が1週間前に起きたばかり。そして、天気は雨だったのだ。
この雨、各地で放射能を含んでいることが確認されたことで知られる。
こういう日に、雨に濡れながら大勢の人たちが写真を撮っていた。

もう菊池桃子は誰もが知るトップアイドル。イベントでいいポジションを
獲得するには、徹夜が絶対条件になっていた。こうして、ついに前年の
悔しさを晴らすことができた。中森明菜を撮ってから1年後に、機材も
かなり変わったのだ。ちなみに、今日4日は菊池桃子の誕生日である。
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(OM-D E-M1/NewFD 300mm F2.8L)
by keiji_takayama | 2017-05-04 07:22 | 井の頭自然文化園 | Comments(0)
さて、まだまだ続く王子動物園。サブのはずだったE-M5の密着です。

カンガルー(2)
シタツンガ(13)
シマウマ(5)
レッサーパンダ(13)
コツメカワウソ(42)
ラマ(10)
コアラ(8)
アムールヒョウ(2)
ライオン(1)
アムールトラ(2)
アシカ(22)
エゾヒグマ(1)
ボブキャット(4)
ナマケモノ(9)
カバ(1)
カピバラ(4)
ペンギン(2)
アシカ(7)
インドゾウ(9)
ライオン(3)
ジャガー(2)
アムールヒョウ(2)
インドゾウ(6)
ホッキョクグマ(11)
マヌルネコ(2)
インドゾウ(3)
ジャガー(2)
ユキヒョウ(4)
アムールトラ(10)
ユキヒョウ(4)
アムールヒョウ(12)

王子動物園に行ったことのある人ならお解りかと思うのですが、あちこち
歩き回っていました。さらに、園内での桜風景にもカメラを向けました。
いろいろ面白いシーンも撮れたし、よい1日でした。また行きたいです。
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(OM-D E-M1/NewFD 300mm F2.8L)
by keiji_takayama | 2017-04-24 19:00 | 井の頭自然文化園 | Comments(0)
2013年2月25日に「中古で楽しむ ! MF300mmf2.8」という記事を書いた。
これが今でも、どういうわけかちょくちょく読んでもらえているようだ。
300mmF2.8というレンズが憧れであり、ステータスであるのは変わらない。
そしてこれも同じなのだが、店のウィンドウにこういうレンズが出ると、
とてもワクワクしてしまう。欲しくなるので完全に目の毒なのだけど。
そこで、前回から4年が経過した現在、相場がどうなったのか見てみよう。

・ペンタックスSMCペンタックスA☆300mmf2.8ED(↑) ¥151,000
・オリンパス ズイコー350mmf2.8(↓) ¥277,560
・キヤノンNewFD300mmf2.8L(↑) ¥86,400
・コンタックス テレアポテッサー300mmf2.8AE G(↑) ¥421,200
・ニコンAi-Sニッコール300mmf2.8ED(↑) ¥95,040
・タムロン300mmf2.8LD 60B(↓) ¥62,640
・タムロン300mmf2.8LD 360B(↓) ¥73,440
・シグマ300mmf2.8APO ZEN(↑) ¥64,800
・トキナーAT-X 300mmf2.8(↑) ¥37,800

一見すると軒並み上がっているように見えるが、2014年4月に消費税が
それまでの5%から8%に上がった。この税率の上げ幅だけが変わった、
というケースもあるので、全体的にはやや横這いというところだと思う。

レンズメーカー製で最も多く見かける、タムロンの60Bが下がっている。
同じく、その後継モデルだった360Bも値が落ちているのは注目だろう 。
ちなみに、ニコンのAi-Sには前期型と後期型がある。狙うのは後期型だ。
フードがキヤノンと同じく、エクステンションタイプに変更されている。

もしこの中で1本欲しいとすれば、昔使っていたペンタックス。数がなく
ほとんど姿を見かけないのだが、デジタルで使ってみたいレンズの1つだ。

写真は井の頭公園にて。現在所有しているFD300mF2.8Lで撮影した。
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(OM-D E-M1/NewFD 300mm F2.8L)
by keiji_takayama | 2017-04-13 21:21 | 井の頭自然文化園 | Comments(0)

トキナーの思い出

職場の近くにある、ケンコートキナー本社ビルに行ったのは初だった。
フロアーには扱いブランドの商品が多数展示されていて、新宿あたりの
量販店と全く変わらない雰囲気だった。違うのは派手な音楽がなくて、
お客さんも少ないところ。ここだったら、のんびり楽しく選ベそうだ。

2階の一角では、トキナーレンズの歴史を楽しむことができる。かつて
とても人気のあった頃のモデルが並べられていた。正直な話、いまほど
シグマ、タムロンとの差を感じることもなく、上品な外観や描写など、
信頼性も高かった。80-200/2.8、24-40/2.8、35-70/2.8などは、
所有していたこともある。そんな懐かしい気分に浸っていたら、下段に
すこし控えめな様子で置かれているレンズを見つけ、釘付けになった。

それはSL400N。400mmF5.6である。展示されていた「N」は後期の
モデルで、三脚座が装着されたマイナーチェンジ版だ。カメラ小僧の頃
これの前期タイプを使っていた。楽な機材ではないが、勉強になった。
「月刊カメラマン」昭和62年3月号に、当時の機材遍歴が載っている。
400mmF5.6は2本目のレンズ。そこには、こんなことが書かれていた。
「300mmでは物足りなくなったので、中古を2万円で購入。とても写り
が良く、満足していた。コンパクトで使いやすい。リアフォーカシング
方式なので、ピントリングを回してもレンズの長さが変わらない。」
思えば、このレンズで修行をした。ステージを端から端まで動き回った
石川秀美とか小泉今日子を撮った時は、36枚撮りフィルム1本の中に、
マトモにピントが合っているのが数コマ、なんていうことが多かった。
動きの少ない菊池桃子などはとても撮りやすかった。これまた大混雑、
来客管理が全くできていなかった、岡田有希子・万世橋警察1日署長の
時には、スリムな外観が幸いし、人と人の間からレンズを抜いて撮影を
行ったこともある。楽ではなかったけど、情熱と気合いは大きかった。
そして、この頃の経験がその後に、そして現在にも確実に生きている。

ちなみに、当時のカメラはペンタックスLX。次のキヤノンNewF-1も
含めて現在は手元に残っていないのだが、回り回ってひょっとしたら、
買い取り品として店に持ち込まれないだろうか。そんなことを考えた。
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(OM-D E-M1/NewFD 300mm F2.8L)
by keiji_takayama | 2017-04-09 07:18 | 井の頭自然文化園 | Comments(0)

目尻が下がる

井の頭自然文化園に2頭のカピバラが住んでいる。カップルである。
結果的にはほとんど動かないのだが、それでも大いに人気者なのだ。
檻の近くにはたくさんのお客さんがやってきて、触ってしまおうかと
いう感じに身を乗り出して眺めている。それもそのはず、カピバラは
檻の近くでどーんと横たわっていたり、座ったりしているのだった。

フェネックの場合、檻と柵の間にそこそこ距離がある。手を伸ばして
どうこうという気にはなれないだろう。ある意味では、絶妙の距離が
保たれている。スマホで撮ろうと乗り出している若い人もいるけど、
そうそう長いこと続けられる体勢ではない。ベンガルヤマネコでは、
そもそも近寄るという発想自体が生まれない。檻柵の目が厳しいので
諦めるケースが多いように感じる。しかしカピバラは、檻柵の距離も
それなりにあるのに、まさに目の前で寝ているように見える。これが
親しみを与えてくれるのだろう。笑顔で見ている来園者が目立った。

井の頭にやってきて、最初にカメラを向けたのがこのシーンだった。
逆側から狙ったのだが、当然のごとく柵が写り込む。3カットだけで
切り上げた。もう1頭はなかなか落ち着ける場所がなかったらしく、
運動場のあちこちで座っていた。何度か足を運んだのだが、その都度
位置が変わっていたように思う。これを撮影したのは11時20分だ。

撮りやすそうな場所にいる。そう感じてレンズを向けた。陽を浴びて
とても眠そうだった。寝顔にも表情がある。瞼を閉じる際の目尻が、
ときおり変わっていた。目尻が下がったような気がするとき、何とも
いえない「ふにゃ〜っ」とした印象になる。これを狙うことにした。

といっても、普通時と比べないとなかなか解りにくいかもしれない。
画面から顔がはみ出てしまうほど近かったので、背景処理にさほどの
苦労はない。耳と口元が切れないように、それだけをひたすら考えて
構図を安定させることに集中した。風は強かったが、楽しく撮れた。
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(OM-D E-M1/NewFD 300mm F2.8L)
by keiji_takayama | 2017-04-03 08:18 | 井の頭自然文化園 | Comments(0)

モフモフヤマネコ

井の頭自然文化園で、撮影したい動物の1つがベンガルヤマネコ。
なんだかんだで、ネコ科はやっぱり押さえておきたいのである。
しかし、例えば多摩動物公園でトラを撮るのとはかなり異なり、
撮影条件はあまり良くない。いくつか見られる場所はあるのだが、
メインのところはやや狭い。奥行きもないし、隠れられるように
草などが覆っている。写真を撮るというより、観察に適している。
「ネコはどこにいるのかな、探してみよう ! 」そんなイメージだ。

これとは別に、檻の中で見られるスペースが確保されている。
割と見やすいけど、柵の色がシルバーなので、反射することが多い。
なかなか檻のラインを消すのが難しく、薄く残ってしまうのだ。
なので、井の頭に行くと狙ってみるけれど、あまり満足した結果に
繋がらない。それでも、撮れるだけマシだと思っている。今回も、
あまり期待はせず、それなりに撮れればいいくらいに考えていた。

何度か立ち寄ってみたが、チャンスがありそうなのは一番右にいた
ベンガルヤマネコだった。といっても、寝ていたので撮れたのだが。
これが最初。その後も何度か寄ってはみたけど、とても写真を撮れる
状況ではないと判断し、チェックして離れることの繰り返しだった。

午後2時を過ぎて、何度目だろう。様子を見たら起きていた。
しかも、なかなかいい場所にいてくれた。ラッキー。撮影を開始する。
今回は、いつもと違い初めて300mmを使った。井の頭ではたいてい
400mmを使っていたのだが、最短撮影距離を縮められるという点から
300mmのほうが有利ではないかと考えた。オリンパスだし、135mm
換算では600mmの画角である。今回はこれがズバリだったようだ。

なかなかの美形だと思う。しかも、何度かいい表情を見せてくれた。
この場所は暗いので、ISO感度は2,000に上げている。寄れた分の
深度が浅くなり、ふんわりした仕上がりになった。モフモフである。
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(OM-D E-M1/NewFD 300mm F2.8L)
by keiji_takayama | 2017-04-02 07:45 | 井の頭自然文化園 | Comments(0)

フェネックの春眠

休日だったので、のんびりと井の頭自然文化園に行ってきました。

目的は2つありました。通常の動物園撮影と、レンズテストです。
といっても、テストのほうは動物を撮影したわけではありません。
自然文化園には「彫刻園」というエリアがあり、屋内外合わせると
250点の彫刻が展示されています。これを撮ってきたわけですね。
全く動かない彫刻、といっても背景や撮影する角度、フレーミング
などによっては全く別のイメージで見えてきます。集中して探すと
けっこうこれが面白いものです。しっかり楽しんでしまいました。
しかし、彫刻には作者がいることに途中で気付き、園に問い合わせ
している最中です。これの回答次第で、すべてがパーになるかも。

この彫刻撮影の前後に、動物園エリアで写真を撮っていました。
春休みに入っているようで、午前中からお子さんたちがいっぱい。
どの動物のところにも元気なお子さんがやってきて、しっかり観察
していました。寝ていることが多かったけど、フェネックが人気。
ちょっと意外だったのは、アナグマが注目を浴びていたことです。
はな子さんという絶対的存在を失ったこともありますが、井の頭は
檻が多いので、見えにくいと感じる人もいます。その点アナグマは
近くで見られるし、けっこう動いているので楽しめるのでしょう。

トータル撮影カットは263。フェネックはまた撮りに行きたいです。

カピバラ(3)
フェネック(3)
カモシカ(3)
ヤクシカ(3)
マーラ(6)
フェネック(2)
カピバラ(9)
マーラ(8)
フェネック(7)
ヤクシカ(20 )
ベンガルヤマネコ(15)
マーラ(8)
フェネック(42)
ホンドテン(3)
マーラ(39)
ツシマヤマネコ(15)
ベンガルヤマネコ(32)
フェネック(43)
ベンガルヤマネコ(2)

フェネックを基点にして、あちこち回って撮っていたような感じ。
寝姿が絵になるのは貴重な存在かもしれません。気持ちよさそう。
想像よりも収穫があったのでよかった。いい休日を過ごせました。
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(OM-D E-M1/NewFD 300mm F2.8L)
by keiji_takayama | 2017-03-25 07:31 | 井の頭自然文化園 | Comments(0)

全身狙い

井の頭でよく撮っているのがカモシカである。
さして条件が良いとも思えないけれど、なんとなくカメラを向けている。
いつもとはちょっと短めの画角だったので、大きなレンズを使っている、
という認識がやや乏しく、でもそれがかえって全身を狙う理由になった。

200-600くらいの画角をもつズームは広角という認識しかないので、
必然とこういうカットを狙うようになる。それがとても新鮮に感じるので
たまにはズーム1本勝負も悪くないと思う。それにはちょっと大きすぎた
90-250mmだけど、キレはなかなかのものがある。MFで使ったほうが
かえって威力を発揮してくれそうだ。次は別のカメラで試してみよう。
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(OM-D E-M5/ZD90-250mmf2.8)
by keiji_takayama | 2015-11-10 23:58 | 井の頭自然文化園 | Comments(0)

食欲モリモリ

好きなものをいっぱい食べられるって、幸せなことなんだなぁ。。。
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(OM-D E-M5/ZD90-250mmf2.8)
by keiji_takayama | 2015-11-09 22:52 | 井の頭自然文化園 | Comments(0)

ポカポカはな子さん

暑さを感じるほどの陽気だったからか、井の頭のはな子さんも外に出て、
のんびりと寛いでいました。この日もたくさんのお客さんが立っていて、
じっとはな子さんを見つめています。たいていは運動場の中央付近にいる
ことが多いように感じていますが、この日は最もお客さんとの距離が近い
ところで、ときおり鼻を動かしていました。コミュニケーションを取って
くれているかのようにも感じられ、お客さんは大喜びです。子どもを抱き
ながらはな子さんを見ていた和解お母さんは、「こんなに近くで見たのは
初めてなんです」と興奮した様子で話していました。小さな動物園ですが
ここではみんなの様々な思い出が交錯する場所。雰囲気が違うんですね。
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(OM-D E-M5/ZD90-250mmf2.8)
by keiji_takayama | 2015-11-07 23:17 | 井の頭自然文化園 | Comments(0)

日頃は都内中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園で撮影活動。動物たちの表情を追い続け13年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama
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