2017年 02月 04日 ( 1 )

西陽とヘビクイワシ

ハシビロコウを撮影した次に向かったのは、エジプトハゲワシ。
数は増えたのだが、写真はかなり撮りにくくなってしまった。
そんな先入観があるのもいけないとは思うのだけど、やっぱり
今回も同じ流れだった。とりあえず1コマ撮って、すぐ移動する。

次はヘビクイワシを狙うことにした。随分長いこと撮れなかったが、
これも2年くらい前にたまたま撮影できたので、今回も期待した。
以前はとても撮りやすかったのだが、ある時期から全くダメになった。
人が近付くと、するする奥に入ってしまうのである。
足元は砂利なのだけど、これの音をさせたらもうアウトであった。
なので、音をさせないようにゆっくりと進むのだけど、どこかから
お子さんが元気よく走ってきたりすると、それまでの苦労が終わる。
そんなことを何度か繰り返して、通り過ぎることが増えてしまった。

そんなこんなで、向かってみたらヘビクイワシが佇んでいた。
檻の手前に来すぎてしまうと厳しいのだが、いい位置にいてくれた。
ここで問題なのは、というかやっぱり気にしてしまうのは音である。
あとで後悔しないため、まずは最初に立っていた位置から撮ってみた。
しかし、あまりにも小さくて迫力がない。間違いなくボツになる。
そこで、音を立てないようにゆっくりと、数歩前に進んでみる。
西陽が入っていて、とてもいいシチュエーションだった。
露出差を大きくすれば、背景はすべてアンダーになって黒くなる。
最初はタテ位置で撮っていたのだが、そうすると冠羽が同色化する。
ときどき横を向く仕草が良かったので、横位置に変えてみた。
そして、もう2歩前に進む。あまり気にしてないようで良かった。

そうして撮れたのがこのカット。カッコよく、美しいシーンになった。
ちなみに、露出補正はしていない。ミラーレスのカメラはこういうとき、
実に助かる。補正をしたらどうなるかをファインダーで確認できるから。
補正したいシーンだけど、それをしなくてもいいという決断ができる。

昨年末には東武動物公園でも撮れたので、これはとても有り難かった。
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(OM-D E-M1/NewFD 500mmf4.5L)
by keiji_takayama | 2017-02-04 07:41 | 千葉市動物公園 | Comments(2)

日頃は都内中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園で撮影活動。動物たちの表情を追い続け13年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama