2012年 02月 27日 ( 1 )

外見より中身

「外見ではなく中身ですよ」とは昔からよく言われることである。これはレンズでも
同じことがいえるのだが、中古のランクでは完全に外見重視。見てくれが良ければ、
ランクと価格は高くなり、逆の場合は低くなる。これは当たり前のことだ。しかし、
時には例外が存在することがある。防湿庫やカメラバッグにしまったままの状態で、
一定期間そのままになっていた「新品同様」、一方ガンガンに使っていたが定期的に
メーカーで清掃・点検を行っていた「使用感大きい」もの。どちらが買いでしょう。

これは個人的な解釈と好みによって大きく分かれるところだと思うが、買い得感では
使用感が大きくてもメンテナンスをきちんと行っていたほうが上である。放置された
レンズというものは、たとえ防湿庫に入れて保管していたとしても、温度変化などで
傷むことがある。買い取り品でそういうケースを多々見てきた。クモリを指摘すると
「きちんと保管していたからそんなわけはない」と返ってくる。ここで実際に状態を
見てもらうと一目瞭然なのである。動かさなければ、レンズ内の空気は循環しない。
そこまで行かなくても、ホコリというものは溜まる。外見よりも中身が重要なのだ。

次にカメラの場合。使い込まれた一眼レフは、シャッター回数が気になるところだ。
しかし、このケースだとメンテナンスして交換していることがある。自動車のように
整備書があるわけではないし、判断は難しい。ただ、こういう品物を見つけられると
安くて中身の状態がいい中古を手にすることができるのだ。外観の使用感が大きいと
敬遠するユーザーも多いが、じっくりと状態を確認して決めるのも悪くないと思う。
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AB− (7D/NewFD500mmf4.5L)
by keiji_takayama | 2012-02-27 23:17 | 八木山動物公園 | Comments(4)

日頃は都内中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園で撮影活動。動物たちの表情を追い続け13年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama