そこからひょいと顔を覗かせたところを狙いました。最初は嘴も入れようと思ったけど、
このほうがイメージが膨らむ気がして。「あっ、見たな〜。」とでも思っていたりして。
いよいよキヤノンEOS40Dが発売され、店はたいへんな混雑でした。初日からの二日で
ご予約いただいた多くのお客様が来店し、下取り交換や販売などで、てんやわんやです。
タムロンやトキナーなどのレンズメーカーもキャンペーンを始めたり、いよいよ秋商戦。
シャッターチャンスもグッと増えてくるし、撮影に出掛ける機会を増やしたいものです。
AB+ (30D/EF600mmf4L+エクステンダー1.4×)
そして・・・インコの目つきがまた(笑)
まさに、見たな~って感じです。
もともと、インコって目つきがあまりいい印象がないんですが、この眼は強烈、青い羽の中にこの眼、インパクトありますね。
こういう構図は、撮りながらファインダーを覗きながら考えるんですか?
前もって、この動物でこういう構図撮りたい、とか考えて撮ったりもするんでしょうか?
これは花なんですか!!!
目からウロコです!!!
でも、嘴を隠しても、こんなにバランスがいいなんて、素晴らしいです。
逆に嘴を写していたら平凡な羽繕いシーンになってしまっていたかも
しれませんね。AB+なのも分かります。
ニコンは11月です・・・キャノンは発表から発売まですぐでしたが、
発表してから発売までが長いので待ちすぎて首が天井についてしまいそうです(笑)
はやくD300とともに、動物園撮影をしてみたいです。
これ、インコの悪そうな目線がインパクトになりますよね。
これが穏やかだったり、もっと違うところを向いていたりしたら、
全く違った印象になったと思うんですよ。そういう意味ではここで
シャッターを切って正解だったかもしれませんね。で、構図の話。
もともと撮る写真の大半は、撮影前にイメージをすることが多いです。
こういうふうに撮りたいとか、撮れたらいいなとか。漠然と考えて
いるんですよ。特に04-05年はそういうことが多かったですね。
600mmを多用している最近は、背景に拘るようになりました。
通勤電車のなかでたまに閃くんですよ。でもここ最近は圧倒的に、
撮りながら考えるほうですね。このカットはまさにそのパターンです。
距離的にいつもの構図は作れないので、だったら羽を入れてみよう、
お〜、何だか花の隙間から顔を覗かせているみたいだな、嘴入れる?
いやいや、入れないほうが目線が強くなる、よし、あとはタイミング。
なんてことを撮りながら自問自答しています。で、ピント合わせて待つ。
基本的にはこれだけです。こうして書くと、かなり不気味ですね・・・。
いえいえ、これはもう一羽いるインコの、後羽なんですよ。
双方がそれぞれの羽繕いをしていました。で、模様がとても
鮮やかだったんですね。それを見て、花の隙間から顔を出して
いるという風景をイメージし、それを写真として表現した、
というわけです。これが本当の花である写真、撮りたいなぁ。
これは撮影者の好みなので、どちらでも構わないと思うんですよ。
嘴が入ったら入ったで、また別の良さがあるでしょう。ただこのとき、
たまたま嘴を入れずに目線だけにした、そうすることで見る人が様々な
イメージをもつことができるかな、と考えた、だけのことなんですね。
いつもと印象の異なるカットになりまして、ピントも基準をクリアー。
そんなわけで、評価はAB+になりました。ただ、Aにはならないかな。
さて、ニコンもD300、D3が発表になりました。ニコンユーザーは
キヤノンと大きく違い、新製品だからといってすぐに飛びつかず、
とりあえずはスペックだとか専門家の評価だとかを見てから決める、
という堅実派が多いみたいですね。とはいえ、予約はすごいことに
なってます。発売がスムーズにいけばいいけど、遅れるなんてことに
なるとまた混乱を招きかねません。キヤノンが40Dをすぐに発売した
背景には、「決算」というキーワードがあるなんて話も聞きますよ。
ちなみに、D300の販売価格は20万弱です。あっ、下取りも通販も
やってますので、ご検討でまだ予約してないのであれば、是非に(笑)
keijiさんはそうやって撮られてるんですね。
教えてくださってありがとうございます。
構図ひとつとっても、写真って色々面白いですね。
かく言う私は、撮りながらファインダーの中での位置を考える事はありますが、背景までこだわった事はあんまりないかもしれないです・・・というかまだそこまで考える余裕がなくて。とにかくシャッター切るので必死です(笑)時々、これとこれを画面に入れたら面白いかな?とか思って撮ることもありますが。思ったように撮るのは難しいですね。
色々考えながら撮影して、思ったように撮れたら気持ちいいですよね!
そうですね。まぁだいたいこんな感じです。いろいろと頭のなかで
問いをしているので、撮影時は一人でないとダメなんですね・・・。
そもそも、ファインダーを覗いているんじゃなくて、睨みつけてるし。
構図って、面白いんですよ。撮影会後の講評会でお客様の写真を見ると、
斬新なものがあって驚きます。少しは経験がある立場で、作品の形を
変えてみると、まったく違うイメージになることがあるので楽しくて。
背景に拘るというのは、使っているレンズの違いがあるから、ですね。
超望遠で表情を狙うので、引きで撮るとき以上に背景を考えないと、
妙な線が首のところを横切ったり、色が被ってしまうんですよ・・・。
これは以前ポートレートをやっていたことが役に立っているようです。
頭で考えて、思ったように撮れるのが理想ですね。ただ闇雲に連写する、
というのは撮ったとは言わず、写っただけですから(笑)難しいです。
ところで、muscaさんはかなり長いんですね。96年とか98年というと、
完全に写真趣味から離れている頃でした。何してたんだっけ・・・。