切ない寝顔

昨年多摩動物公園で誕生したヨーロッパオオカミの子どもたち。大きくなり、
12月にはオス1頭とメス2頭が浜松にやってきたのです。ところが、環境に
馴染めなかったのか、今年1月になってオス1頭とメス1頭が死亡しました。
それを知ったのはかなり後になってのこと。気になるので様子を見てみると、
隅のほうで丸まって小さくなっていました。オオカミというと比較的知られた
動物なので、お客さん、特にチビッ子には人気があります。オオカミ!という
大きな声が聞こえると、そちらに鋭く視線を向けることもありますが、すぐに
元の状態に戻ってしまいます。そのうちに、まるで泣き疲れた子どものように、
目を閉じてしまいました。でも落ち着けるはずもなく、時折目を開けています。
みんなで元気に走っていた頃を思い出そうとしているのでしょうか。ちょっと
切ない寝顔です。飼育係さんも何とか元気を出してほしいと、檻の周りを走り、
気を引こうとしていました。この思いが通じて、いつか元気になりますように。
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(20D/EF600mmf4L+エクステンダー1.4×)
Commented by はるか at 2006-05-06 22:20 x
こんばんわ。
keijiさんのコメントを読まずに先に写真だけ
拝見したら『まばたきしてるパラパラ漫画』に
見えてしまいました・・・(^^;;
コメントを読んで改めてじっくり見てみると、
ホント、目にチカラがないんですね・・・
精悍そうな横顔ではあるのですが、
やっぱりどこか淋しげでもありますね。
じっくり見てると何だか胸が切なくなります。
Commented by rei_shimotuki at 2006-05-06 22:54
特にこういう動物達は野生で自由に生きられたらどんなにいいだろう・・って考えてしまいますよね・・・

こんな表情をされるとこちらも切なくなります・・・
動物が好きだから動物園は大好きですが、それと同時に動物にとっては多分幸せな場所ではなかったりしますもんね(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)

人間の勝手で本来生きている場所とは程遠い狭い場所で飼育されるというのは、エサの心配がないにしても本人にとっては辛いでしょうね(ノд`)゚。
早く環境に馴染んでくれるといいですね^^
Commented by keiji_takayama at 2006-05-07 00:01
☆はるかさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
これ、並べたのは撮影した順です。時間は連続していますので、
記事に書いたように、目を開けたり閉じたりしていたのです。
この中の寝ているところだけを選んで、或いは見ようによっては
カッコいいと思える表情のカットだけにして載せても良かったけど、
現在の事実をありのまま伝えようと思ったので、こういう展開に。
記事とは関係なくご覧になったとしても、どこか淋しげであるのは
否めないでしょうね。あまりにも辛い運命ですが、何とかして元気な
姿を取り戻してほしいです。そして、ここでそれをまた伝えたいな。

Commented by keiji_takayama at 2006-05-07 00:01
☆rei_shimotuki さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
動物園生まれのコですが、野生のなかで思い切り駆け回ることがもし
可能だとしたら、どんな顔をするのかな、などと考えることがあります。
ファインダー越しではありましたが、何とも切ない気持ちになりました。
もともとは兄弟3頭だったわけで、亡くなる直前にどのような会話が
この3頭の間で交わされたのだろう。それを思うと残された者の辛さが
何となくわかるような気もします。時間はかかるかもしれないけれど、
克服してまた元気な姿を見せてくれないかな。かなり気になっています。
by keiji_takayama | 2006-05-06 02:06 | 浜松市動物園 | Comments(4)

日頃は都内中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園で撮影活動。動物たちの表情を追い続け13年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama