「真夏の夜の動物園」に行ったとき、アメリカバクはご機嫌だった。
飼育係の女性もそれを大声で伝えていた。見てみたらホントにそうで、
とても面白かったことを覚えている。それまではあまり動かないという
イメージが定着していたし、プールの中を泳いでいる姿は新鮮だった。
さて、今回はそれ以来のことになる。
最初は見つけることができなくて、「いないか〜残念」と思った。
その場を立ち去ろうかと思った瞬間に違和感を感じ、よくよく見てみたら
草のところに隠れていた。そこで、ダメ元でカメラを向けてみた。
この時点では顔は隠れていて見えなかった。しかし、サービス精神が
とても旺盛だったのか、はたまたこの日もご機嫌だったのか、顔を出して
こちらを向いてくれたのだった。なんとも有り難いことである。
狙っていたわけではないが、こちらも何となく覗き見風のカットになった。
(7DMarkII/タムロン18-400mm F3.5-6.3 Di II VC HLD)