ヒグマのアトラクション

浜松市動物園のエゾヒグマは、ちょっと地味な場所で暮らしている。
初めて訪問した時は、そちらに向かう道が解らなくて迷ったものだ。
ともすれば暗いと感じるような道をてくてく歩くと、視界が広がる。
その脇のスペースで見ることができるのだ。地味と言ったら怒られて
しまいそうだが、写真はとても撮りやすい。関東圏だけではないが、
動物園においてのエゾヒグマというと、たいていは檻の中にいるので
どうしても負のイメージが強くなってしまう。ただ、ここは違った。

これまでにも何度か撮らせてもらったことがある。いい表情を見せて
くれるので助かるのだ。久々に来た今回はどうだろう、そんなことを
考えながら近付いて行った。すると、スイッチが入ったかのように、
動き出す2頭のヒグマが目に付いた。変わらず元気そうである。上の
スペースと下のスペースでそれぞれが違うことをしていたが、まるで
それがヒグマのアトラクションのように、タイミングが合っていた。

そうした姿を追っていたのだけど、ヒグマは意外と目が小さいので、
ピントを合わせるのに気を使う。これまではあまり感じなかったが、
今回は殊更に厳しいと思った。動体視力が衰えているのに違いない。
この2頭、「ゴローくん」「ピリカさん」と名付けられている。活発な
ゴローくんと、ややおとなしいピリカさん、そんなイメージがある。

アトラクションはかなり長いこと続いていて、かなり楽しめた。この
写真はゴローくんだと思うのだが、こうして写真だけを見ていると、
手を上げて(肉球を見せて )「は〜い」とポーズを取っているようにも
感じるから不思議なものだ。止まることがなく絶えず動いていたので
タイミングが合うかどうかの勝負だったが、面白いところが撮れた。

というわけで、今回も助けられてしまった。ありがたいことである。
b0016600_6182446.jpg

(7DMarkII/EF600mm F4L USM)
by keiji_takayama | 2017-04-19 06:18 | 浜松市動物園 | Comments(0)

日頃は都内中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園で撮影活動。動物たちの表情を追い続け13年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31