ユキヒョウのユッコ

王子動物園には、開園と同時に入った。進行方向は右手である。
いつもそうなのだが、ここに来るとまずは円形猛獣舎を見に行く。
パンフレットによれば、ネコ科ヒョウ属の大型猛獣5種を展示。
自然木、岩石など生息地に近づけた飼育環境で暮らす猛獣たちを、
ガラス越しに観察できる。アムールトラ、ライオン、ジャガー、
ユキヒョウ、アムールヒョウの順に、運動場が並んでいるのだ。

チャンスがあればすぐに対応できるよう、まずはカメラをセット。
トラは手前の方に来ていたし、ライオンは寝ていたのでスルー。
次のジャガーは完全に寛いだ感じで、木の上にじっと座っていた。
ファーストコンタクトは全滅かと思ったが、その次はユキヒョウ。
こちらは、なかなかの好位置にいてくれた。なんとかなりそうだ。
ひとまず、ゆっくりとカメラを構えた。王子で最初に撮影したのは
こうした経緯があり、ユキヒョウである。これはラッキーだった。

新しく導入したレンズで最初に撮ったのがユキヒョウというのは、
とても幸先の良いスタート。勝手にそんなことを思い、短い間では
あったのだけど、じっくりとレンズを向けることができた。大きな
表情のアクションはなかったが、上品だと感じられるところがあり
とても楽しかった。何気なく案内板を見て、ああそうかと思った。

このユキヒョウは、2009年5月に札幌市円山動物園で生まれた。
その後東京都多摩動物公園に移動になり、2012年3月から王子で
飼育されている。ということは、数は少ないながらも多摩でたぶん
撮ったことがある。そして名前は「ユッコ」なのだ。これを聞くと、
かつて同じ愛称で呼ばれていたアイドル、岡田有希子を思い出す。

しかし、タイミングが良かったのはこの時だけ。その後にも何度か
立ち寄ってはみたけれど、岩場の影に隠れてしまった。顔の半分が
見えているだけまだ良かったと思う。閉園が近くなってから、少し
動きが出てきた。動いているとやたらウケが良くて、お子様連れの
若いお母さんに大人気だった。そのうち、また撮らせてもらおう。
b0016600_7113463.jpg

(OM-D E-M1/M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO)
by keiji_takayama | 2017-04-17 07:12 | 王子動物園 | Comments(0)

日頃は都内中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園で撮影活動。動物たちの表情を追い続け13年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama
カレンダー