帰ってきてから、では前回はいつだったのかを調べてみたところ、
2012年6月28日だったようです。ちょうど、キリンの赤ちゃんが
公開になる直前というタイミング 。「また行かなくちゃ」みたいな
ことを書いていましたが、それから4年半以上も経過しています。
そんなつもりはなかったのだけど、いい加減なものです。これだけ
ブランクが開いたので、園内の風景もいろいろ変わっていました。
ここに来ると必ず撮っていたカラカルを筆頭に、フェネックなども
姿が見えなくなりました。シベリアオオヤマネコは元気そうです。
サーバルは何度か繁殖していました。とりあえず撮影できる動物を
撮っていこうと考えていたのですが、レンズの選択を誤りました。
サーバルを撮っていて、どうしても背景が気になります。木目調の
色になるのですが、継ぎ目というか境目が黒いので、これが目線を
惹いてしまうのです。もともと羽村では700mm程度の画角で撮る
ことが多かったし、中間リングを使って最短撮影距離を縮めるのが
セオリーでした。今回は初めてオリンパスを使い、レンズは試しに
使用してみたシグマ120-300mmでした。画角上は600mmですが
深度は深くなります。この結果、悪いほうに転がったわけですね。
ボケのコントロールがうまくできなくて、思い描いていたようには
撮れなかったということです。あと、画角が足りないこともそう。
とりあえず形にはしましたが、かなり不完全燃焼な感じ。結局は、
閉園まで滞在することもなく、早々に終了することになりました。
トータル撮影カットはそれでも312です。けっこう撮りましたが、
撮ったというよりも、同じ場所を回ってシャッターを切った感じ。
データ密着は別の記事で書きます。写真は凜々しかったサーバル。
(OM-D E-M1/シグマAPO 120-300mm F2.8 EX HSM )