といっても、候補の原版を片っ端から抜き出しただけである。
あとはこの中から、当日お見せするカットを選ぶ必要があるわけだ。
そして、金沢と野毛山も、同様の作業をする必要がある。
さすがにカットも多く、眺めていると感想もいろいろ出てくるものだ。
当時は良いと感じていたのに、あらためて見ると全くダメであったり、
時代を超えてもなお、これは名作だと言い切れるものがあったり。
しかし、カメラの進化はとてつもないものがある。
こうして昔から並べてみると、そういう楽しみ方もあるだろう。
しかし。長く撮影してきたとはいうが、大したことはないというのが
率直な感想であった。そう思えるようになった、ということだろうか。
変わらないのは、当時も今も、すべてJpegで撮っていることだ。
RAWでは1コマも撮ったことがない。この点だけは変わらない。
スクリーンで見てもらうのでアラも出てくると思うのだが、それも
話のネタにしてしまえばいい。明日の休日が最大のヤマ場である。