せっかくなので 、引退した89年までを振り返ってみたい 。そんなわけで、
次は85年である。この年はまさに激動だった。機材も大幅に変わっていく。
・おニャン子クラブ・・・当たり前ですが、ハマリました。大学進学を断念。
・中山美穂・・・デビューイベント、BE-BOPの舞台挨拶などで何度か撮影。
・本田美奈子・・・路線変更してから、写真を撮るのが難しくなりました。
・斉藤由貴・・・デビュー曲のキャンペーン中、電車のなかで撮ったことが。
・南野陽子・・・この年には1度も撮ってないけど、スケバン以降何度か。
・浅香唯・・・スケバン以降、かなり好きだった時期がありました。
・芳本美代子・・・イベントが多く、とても撮りやすかった記憶があります。
・井森美幸・・・何度か撮ったけど、フォトジェニックではなかったですね。
・松本典子・・・とても美人。撮り甲斐のあるタレントだったと思います。
・森川美穂・・・学校が菊池桃子と同じで、とても気の毒なことをしました。
・網浜直子・・・ショートヘアがよく似合ってたけど、歌は覚えてません。
・大西結花・・・月カメのインプレで、コンサートを撮影したことがあります。
こうして並べてみると、85年はとんでもなかったということが解りますね。
のちに四天王と呼ばれる4人のうち、3人がこの年にデビューしています。
ただ、浅香唯と南野陽子は最初の頃パッとしていなかったので、撮影したのは
人気が出てからになります。中山美穂もそうだけど、セーラー服で映画に出た
ことがあり、3人ともその姿は撮ったことがあるという、不思議な共通点が。
おニャン子は、まあこの当時ハマッた人が多いですから。イベントもよく行き
あちこちで撮りました。当時のフジテレビは、通っていた高校のすぐそば。
下校時におニャン子を見かけることもありました。ちなみに、代々木体育館で
行われたファイナルコンサートにも行きました。そして、前にここでも書いた
本田美奈子。何枚目のシングルだったかな、突如イメージチェンジを図って、
ステージ上で止まることがほとんどなくなりました。撮るのはたいへんで、
ブレブレ写真のオンパレードでしたが、大きな望遠レンズを振り回し、ピタリ
止めて撮影準備を整える、という基本を教えてもらいました。そしてこれが、
今の撮影スタイルに直結して生きています。石川秀美と並び、恩人なのです。
写真はヒロハシサギ。なんだか悪だくみしている子どものような表情でした。
AB− (OM-D E-M5/FD500mmf4.5L)