気になる気になる

浜松市動物園に着いたのは午前10時だった。
平日だけのことはあり、園内はお客さんも少なくとても歩きやすい。
せっかくだから、昨年に生まれて大人気になっているトラの赤ちゃんは
押さえておきたいと思っていた。いつもそうするように、まずはトラの
いるところに向かったのだが、なんと調子良いスタート。そこにいた。

ところが。調子が良いと思っていたのは完全に勘違いだった。
裸眼での視力は0.1以下であり、ほとんどのものは正確に見えない。
ファインダーを通して見たら、子トラの手前に枝があったのである。
これが顔やその周囲に入ってしまう。全く撮る気にならないほどだ。
証拠写真でも一応撮っておこう、そう考える人が多いだろう。
でも、そういうのを狙うのではない。目的外のカットを持っていても、
まず間違いなく使わない。だったらムダだ。そう判断してその場を去った。

結果的には、この選択は裏目に出た。
時間を置いて再びトラ舍に寄ったら、選手交代で子どもは室内に入っていた。

午後2時くらいだったか、ようやくライオンがむっくりと起きた。
あくびをするでもなく、しきりに舌で口元を触っている。
実はこれ、歯を抜いたあとほとんど毎日同じようなことをしていた。
ぽっかり空いているので、どうにも気になるのである。
とはいえ、いい年をしたおっさんがこういう仕草をしてもカッコつかない。
こんなシーンでもそれなりに見えるんだから、やっぱすげえなぁ・・・。
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AB− (GX7/FD500mmf4.5L)
by keiji_takayama | 2013-12-06 20:50 | 浜松市動物園 | Comments(0)

日頃は都内中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園で撮影活動。動物たちの表情を追い続け13年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama