小さなキャップの物語

マイクロフォーサーズとNEX 。このミラーレスシステムは、写真を撮る楽しさの
裾野を広げ、ユーザーを急速に増やしてきた。その功績の大きな1つとしては、
眠っているレンズを救済する、つまり活躍の場を作ったことだろう。古いけれど
愛着のあるレンズ、それらをデジタルで楽しむためにアダプターが発売された。
当然のようにこれはとんでもなく楽しい。すっかりハマッてしまったのである。

ところが、そこそこの問題が発生していた。それはキャップだ。安価で買える、
ディスカバーフォト製の製品などにはキャップが着いていない。これをなんとか
入手する必要が出てきたのだ。オリンパスとソニーの純正はけっこう高いから、
そう何個も買えない。ルミックスが安くて便利なのだが、それが広く知られると
人気を集めてしまうので、品薄状態になってしまった。NEXはペンタックスKの
キヤップを代用品として使用することができる。ただ、やはりちょっと大きい。
所有するアダプターは増えてくるけど、キャップの手配が進まないままだった。

これをほぼ解決したのが、シグマのキャップだ。店で売っているのだが、価格も
350円と買いやすいレベル。シグマのロゴが入っているし、なかなかしっかりと
作られている。しばらく動きを見ていたら、やはり同じような考えのお客さんが
多かったようで、2、3個手に取っているケースも。これでかなり助かったのだ。

たかがキャップ、されどキャップ。前に書いたが、フロントのものでオススメは
圧倒的にタムロンのものだ。しっかり感が大きく、とても使いやすい。中古なら
だいたい315円で買える。よほどのことがなければまず落ちないし、頼もしい。

いつかやろうと思っていた、記事検索ボタンをようやく設置しました。けっこう
いろんなことを書いてきましたが、動物の名前とかキーワードで探ってみると、
意外な発見があるかもしれません。ブログを始めた頃と比較すると機能も増えて
便利になりました。興味を持ってもらえそうな過去記事は時々ツイートします。
小さなキャップの物語_b0016600_8261054.jpg

AB (E-P1/FD500mmf4.5L)
by keiji_takayama | 2012-05-28 08:26 | 上野動物園 | Comments(0)

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け20年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama
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