変わってきたと感じることがある。明らかな失敗作を「かわいいからいいよね」と、
「プロ」を名乗るカメラマンが雑誌などで堂々と発言しているのは、おかしいのだ。
写真の定義というものを考えるとハッキリするけど、失敗は失敗である。妙な理由を
こじつけて正当化するのは単なる言い訳だ。アマチュアならそれでもいいだろうが、
プロがそういうことを言っていると、確実にそれが伝わってしまう。これはたいへん
恐ろしいことで、正論が通じなくなってしまうことに繋がりかねない。様々な場所で
写真を見ることがあるが、意識の低さはもう戻れないところまで来ていると感じる。
かつて歩んできた道が違うと言えばそれまでだが、これは絶対に譲れないところだ。
AB (D3/FD500mmf4.5L)