MarkⅡ

キヤノンEOS1DMarkⅡを購入してそろそろ半年が経過する 。その間にこの機種の
新型が登場した。モデルとしては3世代前になってしまったのである。新品当時は
50万以上もしたけど 、現在では程度の良いものでも中古で10万以下になった 。
その安さが逆に人気を呼んでいるのも事実。出てくると比較的早くに売れていく。

さて、愛機としたのはなんと付属品一切なし、元箱なしというもの。42000円 。
程度はもうジャンクの一歩手前。外観はボロボロだ。シャッター回数を気にすると
絶対に手を出すべきではない代物だと思う。おそらくは20万回以上切っている 。
とはいえ、この安さはとても魅力だ。付属品を他で調達し、トータル5万円以下で
手に入れたのである。価格と引き替えに、状態を妥協したわけだ。そんなわけで、
通常レベルと較べて劣る部分があるのは解っていた。おそらく一般のお客さんなら
不具合を訴えて交換または返品しているだろう。でも、それをどうにかするのも、
面白さに変えてしまえばいい。ピントが合わなければ、合わせる方法を工夫する。
個々でレベルの差はあると思うが、撮影者が納得できればそれで十分戦えるのだ。
そう、機材がたとえボロでも、生み出す写真がボロでなければ構わないのである。

まぁそんな考え方のもとで使っているが、駄々をこねることが多い。うまくいけば
かなり満足できるのだが、そうでないと全ボツだ。実際これはかなり堪えるけど。
それでも、やっぱりこのカメラがメインだ。もうちょっと、うまく付き合いたい。

だが。本音を言えば1DMarkⅡNが最も合っていると思う。いずれはNで・・・。
MarkⅡ_b0016600_1453338.jpg

AB (1D MarkⅡ/Ai-s Nikkor ED 600mmf5.6)
by keiji_takayama | 2010-02-03 01:40 | 上野動物園 | Comments(0)

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け20年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama
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